「就職の家庭教師」がなぜ選ばれるのか

「就職の家庭教師」が多くの方から選ばれているのは、以下の理由からです。

私たち「就職の家庭教師」は、「家庭教師」というネーミングから中学生や高校生を対象とした学習指導をイメージされ、時には、
「大学生に対して過保護ではないか」といった批判をお受けすることがあります。

私たちもそのような批判はもっともだと思います。
しかし、日本ではなぜ、就職を希望しながら無業のまま卒業せざるをえない大学生が8万7千人*1(前年比1万9千人増)にものぼるのでしょうか。しかもこの数値には、いわゆる「就職留年」や、大学院へとりあえず進学して就職を先送りする学生の数は含まれておらず、実態としての数字は飛躍的に増加しているのです。これは大いなる社会問題であり、早急な対策が求められていることは論を俟ちません。
*1 出典:「平成22年度学校基本調査の速報について」文部科学省 平成22年8月5日

そもそも現在の日本において、本当の意味での"自己責任"に基づいた職業意識、キャリア展望が充分に身につけられているのでしょうか?

例えばドイツでは小学校卒業時(日本と異なり4年制)に成績等を基に進学先が決まり、将来大学へ進学するためにはその中でも難関のGymnasium(ギムナジウム)へ入学し、さらに修了時にはAbitur(アビトゥア)を取得してはじめて大学へ進学する権利を獲得する、という選抜システムがあります。
言い換えるならば、小学4年生の時点で、その先の人生がほぼ決定づけられるのであり、そのためにも幼少期からキャリア将来の仕事に対する関心をもたざるを得ない社会的仕組みが出来上がっているのです。

それに対して日本ではどうでしょうか?
少子化が進展するなか大学新設ブームもあり、大学進学率が55%を超えている状況においては、高校最終学年次に、そのときの偏差値に最も近い大学の入試を受けるか、AO入試や推薦入学によって大学へ入学し、そのまま3、4年生になった方も多いのではないでしょうか。

そして、大学3年生の秋になりいつの間にか企業説明会、エントリーシート提出、グループディスカッション、グループ面接、個人面接という選考プロセスに入ってしまい、1年後、4年生の冬になっても就職先が決まらない方が大勢いるという厳しい社会的現実があるのです。

人生においては、3つの大きなデシジョン(決断)があると言われています。

1つめは、どの大学で学ぶのか。
その大学への進学を選び、その学部、学科を選んだということは、将来のキャリアについてある程度の方向性が決まってくる大事な選択です。

2つめは、どこに就職するのか。 どの職業を選ぶのか、どの組織(企業)を選ぶのか。ファーストキャリア(最初の就職先)を重視する日本においては、非常に重要な選択です。

この2つめの選択「どこに就職するのか」という、極めてプライベートな領域で、かつ個人の人生にとって一大転機に際して、マンツーマンでご支援させていただくために「就職の家庭教師」は誕生いたしました。

決断

「家庭教師」のネーミングの由来は、大学のキャリアセンターや就職塾などのように、指定した会場へ来所していただくこと以外に、地方の学生やプライバシーをひと際重視される学生の方のために、ご自宅や、ご指定場所などへこちらから伺うこと。それにより全国レベルでのサービス提供と、キャリアを身近に考える機会を少しでも多くご提供させていただきたいという強い想いの表れです。

単なる「就職活動支援」ではありません

「就職の家庭教師」は、単に就職活動支援によって内定を取ることがゴールではありません。

その先30年以上の長いキャリアを見通した、ライフキャリア全体にわたるカウンセリングを通じて、その方の"適職"を見極め、もっとも合った企業を選び、その企業の内定を獲得できるようにご支援しておりますが、それはその方の人生にとってはあくまでも中間点に過ぎないのです。

改めて述べるまでもなく最終的な決断はご本人が行うものですが、その方が希望される職種や業種、企業によっては、その方の適性を担当講師が判断して、他の選択肢に関するアドバイスをさせていただく場合があります。漠然と民間企業への就職を考えていた方に対し、その方の適性やキャリア観を総合的に判断して公務員への道をお勧めしたケースもありました。

それだけの重要なアドバイスを差し上げるに足るだけの人生経験とキャリアに関する専門性ゆえに、講師は全員キャリアコンサルティング資格保有者、さらに親御様と同一世代である40代中心、就職活動支援経験5年以上、という条件で行っているのです。

単なる面接テクニックやノウハウをお伝えし、どこの企業でも良いから内定獲得を目指すというような形式的な「就職活動支援」は行っておりません。

いわゆる「就活指導塾」ではありません

「就職の家庭教師」は、いわゆる「就活指導塾」ではありません。

昨今、大学生の就職難時代に応じて就職活動支援を行う、いわゆる「就活指導塾」が非常に増えてきました。

私ども「就職の家庭教師」との最大の違いは、「一斉指導」か「個別指導」か、という点です。

指導方式の相違ですのでそれぞれ一長一短があり、どちらが優れているかという議論はあまり意味がありません。一斉指導は、大学での講義のようなレクチャーメソッドに適合する内容については非常に効果的です。たとえば、就職活動の全般的な進め方や、事前に行っておくべき内容の確認などの一般論については有用であり、各大学において行われている1,2年生向けの「キャリア開発講座」などは一斉指導のほうが向いていると言えます。

ただし、大学3,4年生、修士1,2年生などの方々に対しては、各人の就職活動に対する考え方や準備の度合いが異なり、またご自身の「興味」「能力」「価値観」といった非常に内面的な個々の問題について深く掘り下げていくフェーズにおいては、置かれている状況や時期などを総合的に考慮してマンツーマンで行う「個別指導」のほうが向いている、と私どもは考えております。

もちろん、就職塾やゼミ、予備校などという名称であっても、「個別カウンセリング」の設置によりカウンセラーが個別に相談に応じる機会を設けているところもあります。
しかし、1回のみという回数制限、1回あたり30分などの時間制限、そして複数回の相談が可能であってもカウンセラーがその度に異なるため、本質的、深層的な解決に至らないという不満を持っている受講生が多いようです。

また、「一斉指導」においては全て事前に指定された時間枠に受講しなければならないため、大学の授業、ゼミナール、クラブ活動との両立が難しいという声も寄せられております。

以下に、一般的な「就活指導塾」との比較をまとめてました。
ご参考にしていただければ幸いです。

項目 就活指導塾(例) 就職の家庭教師
受講場所
  1. 指定された会場
  1. 弊社会議室(東京・渋谷駅徒歩5分)
  2. ご自宅
  3. スターバックスやルノワールなどの喫茶店
  4. ホテルのラウンジ等全国
受講日時 指定された日時 お好きな日時(土日・夜間もOK)
指導手法 一斉指導(講師1人に対し複数受講) 個別指導(専任講師とマンツーマン)
受講費用 全額を事前振込(中途解約は不可) 3回以上のコースであれば、初回受講後のお支払いも可(また、銀行振り込み以外に、クレジットカード決済も可)
講師
  1. 20~30代中心
  2. 講師がキャリアコンサルティング資格を保有していないケースが多い
  3. 運営者が講師を兼任しているケースが多い
  4. 個人事業として運営しているケースもある
  1. 40代中心
  2. キャリアコンサルティング資格保有者(厚生労働省認定)
  3. 就職活動支援歴5年以上(現役の大学非常勤講師等)
内容 自らの就職活動で得た成功体験(失敗経験も含め)を基本としたプログラムが多い キャリアコンサルティング・メソッドに則った、個人の状況に応じた個別対応プログラム

本人だけの「サポート」ではありません

「就職の家庭教師」は、ご本人だけに限定したサポートは行っておりません。

改めて申し上げるまでもなく、就職活動を行うのはご本人自身であり、私ども「就職の家庭教師」が行っている就職活動支援サービスがご本人を対象とすることは当然のことです。

しかし、就職先を決定する最終決断はご本人だとしても、その決断にあたって少しでも有益なアドバイスをしたい、手助けをしたいという親御様からのご相談が非常に増えております。
非常に増えているというよりは、昨今の新卒就職難時代において顕在化してきたというほうが実態に合っているかも知れません。

日本社会、ひいてはグローバル社会における大きな産業構造変化、それに伴い、新規サービス、新規業種、新規職種の出現など、以前と比べて「仕事」の多様性が急激に高まり、またSPI,グループディスカッションなど採用手法が多岐にわたるにつれ、それを知っているのか知らないのか、この「情報格差」が大きなポイントになっています。

このような時代背景もあり、私ども「就職の家庭教師」には親御様からのご相談も非常に多く寄せられております。

私たち「就職の家庭教師」は、ご本人だけではなく、親御様など親権者の方へのサポートも行っております。 ご本人とご一緒にいらっしゃる方もおりますし、親御様だけでお見えになる方もおります。

「親子で就活時代」と揶揄するマスコミの論調もあるようですが、就職という人生における一大転機に際して、出来るかぎりの準備をする、万全の体制で臨むという真摯な態度に対して、なぜシニカルな報道を行うのか理解に苦しみます。
それよりもむしろ、親子ともども「なんとかなるだろう」という根拠のない自信のもとで就職活動に突入し、4年生の秋になって1社も内定をとれず途方に暮れている方々を多くお見かけしてきました。そうなる前に是非、私ども「就職の家庭教師」へご相談をいただければと考えております。

「コーチング」との相違について

最近では就職活動支援にコーチング技法を採り入れる就職塾も現れているようです。

コーチング自体は、スポーツの分野やマネジメントの分野で採り入れられ、特に1990年代以降、米国を中心に普及が進み日本でもその概念が広がりつつあります。
ただし、大学生の就職活動支援においてコーチングが適当かどうかは現時点では未知数です。

コーチングとは、例えばメジャーリーグのイチロー選手のようなプロスポーツ選手や、企業のエグゼクティブなどを対象に、その個人に内在するものを"コーチ"との対話を通じて「気付か」せ、自分自身で答えを出せるように促進するアプローチです。 その前提として、出す答えはもちろん、その答えを導き出すために必要な情報などがその個人に内在していることが必要です。

しかし、例えば 「自分は内向的な性格なので、パソコンの前で黙々とデスクワークをする」仕事を希望しており、
「SE(SystemEnginner)職」に就きたい
という学生の方がいたら、コーチング技法だけでは満足な就職活動支援を行うことは難しいと言わざるを得ません。

この場合、

「SE職とは、例えばシステム発注元のクライアント(お客様)や、協力会社のエンジニアなどと協同して、情報システムを構築・維持する職種」であり、
「クライアントや他のエンジニアなどとの非常に高度なコミュニケーション能力が必要」であるという、当の学生の方には未知の職業情報を伝えること。
そして、 他の人とのコミュニケーションを全くとらずに出来る仕事は限りなくゼロに近いことを伝えたうえで、希望している仕事のスタイルは、「SE職ではなく、むしろPG(Programmer)に近い」ことを指摘し、さらに他の職種についての選択肢を模索するために必要な情報を直接、もしくは間接的に提供することが求められるはずです。

このケースにおいては、コーチング技法だけに頼った場合、そもそも学生の持っている情報だけでは「気付き」を得ることは叶わず、単に傾聴による満足感は得られるかもしれませんが、実質的な就職活動支援にはならないことがお分かりいただけると思います。

コーチングとの相違

このように私ども「就職の家庭教師」は、カウンセリングを出発点として、コーチングにとどまらず、さらにコンサルティングを行っていくことが、特に新卒学生などの方を対象とする就職活動支援には必要であると考えております。

改めて申し上げるまでもなく、コーチング自体はまだ発展途上の技法であり、また日本においてもコーチとして非常に優秀な方が数多く存在しているのも紛れもない事実です。ただし、キャリアコンサルタントと同様、無資格の自称"コーチ"も存在していることも事実であり、コンサルティングとコーチングの相違点、また資格の有無を確認したうえでご希望に合わせて利用していただくことをお勧めいたします。

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